どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
主催 神戸新聞社
兵庫第2回目のソーシャルフェス。前回に引き続き兵庫県立三木山森林公園を舞台に、今回は里山を元気にします。里山は原生的な自然と都市の中間に位置し、特有の生物の生息・生育環境として、また自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域なんです。しかし、多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、質と量の両面から里山の劣化が懸念されています。里山の役割と重要性について学び、過密になった木々を間伐することで里山林の整備を体験しました!!
当日は天候にも恵まれ、約130人が参加。NPO法人ひょうご森の倶楽部の専門家の指導のもと、15のグループに分れて森の中へ!
間伐する木の種類の説明や、のこぎり・剪定ばさみの使い方を学び、いざ伐採!!ソヨゴやカシなどの木を選び、まずは倒れる方向に切り口を作り、その後、反対方向から切っていきます。慣れない作業に苦戦しながらも親子で協力し懸命にのこぎりを引きました!
ようやく木を切り倒すと、周囲に日が差し込むと同時に歓声が上がりました(^_^)v
切った木は幹を1.2メートル程度にさらに切断し、枝を枝剪定ばさみで切った後、枯れ葉の上に集めましたよ。
活動を終えた参加者からは、「力いっぱい木を切ったよ♪」「日頃使用しないのこぎりを使えて楽しかった!!」「子どもに自然を知ってもらえる貴重な経験ができた」という声が寄せられました。これを機会に、里山の役割を多くの人に理解してもらい、今後も保全活動に務めていきたいですね。参加してくださったみなさん、ありがとうございました☆☆
※当日の写真はこちらへ→Facebookで「トヨタ|TOYOTA SOCIAL FES!!」を見る
人間の活動によって他の国や地域から入ってきた「外来生物」は、その地域の固有の生き物にとって大きな脅威となるだけでなく、生態系に重大な影響を与えることがあり、各地で問題になっています。そもそも外来生物そのものに罪があるわけではなく、それを故意であれ無意識であれ、持ち込んでしまった人間に問題があります。私たちひとりひとりが、この問題の深刻さを理解し、考えて行動することが何よりも大切です。そこで、第1回は兵庫県立三木山森林公園を舞台に、外来生物について学び、捕獲することで環境や生物多様性への意識を高めようと活動を行いました!
まずは兵庫県立三木山森林公園スタッフの指示のもと、5つのグループに分れ下池に移動。途中の水路に生えている外来種「タテバチドメグサ」を除去しますよ。水路にはまらないように気を付け、根っこから引き抜きます。ここでは、たくさんのタテバチドメグサを抜き取りました!!
そして下池では子供たちが網を手に、魚探し。あらかじめ水を抜いていたとはいえ、足元はぬかるんだ状態で、場所によっては深く沈むところも。それでも子供たちはお構いなし!普段入ることがない池での活動に大はしゃぎ☆最終的には、泥まみれになりながらもコイやザリガニなどたくさんの外来種を捕獲しました!!
池から出た後は、県立やしろの森公園 尾内理事による外来種の解説。自分たちが捕獲した魚の説明に、みなさん熱心に耳を傾けていました。
活動を終えた参加者からは、「はじめて池の中に入った。大きなコイが取れた」「外来種について詳しく知れた」「日頃体験できないことを子供にさせてあげられて良かった」という声が寄せられました。これを機会に、少しでも多くの人に外来種が生態系に与える影響を理解してもらい、環境保全に務めていきたいですね!!
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