第2回
里山を蘇らせる為、木々の伐採作業を行いました。

【里山ってどんなところ?役割と重要性を学ぼう】
兵庫第2回目のソーシャルフェス。前回に引き続き兵庫県立三木山森林公園を舞台に、今回は里山を元気にします。里山は原生的な自然と都市の中間に位置し、特有の生物の生息・生育環境として、また自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域なんです。しかし、多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、質と量の両面から里山の劣化が懸念されています。里山の役割と重要性について学び、過密になった木々を間伐することで里山林の整備を体験しました!!

【のこぎりで木を間伐!!日差しに歓声】
当日は天候にも恵まれ、約130人が参加。NPO法人ひょうご森の倶楽部の専門家の指導のもと、15のグループに分れて森の中へ!

間伐する木の種類の説明や、のこぎり・剪定ばさみの使い方を学び、いざ伐採!!ソヨゴやカシなどの木を選び、まずは倒れる方向に切り口を作り、その後、反対方向から切っていきます。慣れない作業に苦戦しながらも親子で協力し懸命にのこぎりを引きました!

ようやく木を切り倒すと、周囲に日が差し込むと同時に歓声が上がりました(^_^)v
切った木は幹を1.2メートル程度にさらに切断し、枝を枝剪定ばさみで切った後、枯れ葉の上に集めましたよ。

【今回の経験を活かし、次世代に里山を残そう】
活動を終えた参加者からは、「力いっぱい木を切ったよ♪」「日頃使用しないのこぎりを使えて楽しかった!!」「子どもに自然を知ってもらえる貴重な経験ができた」という声が寄せられました。これを機会に、里山の役割を多くの人に理解してもらい、今後も保全活動に務めていきたいですね。参加してくださったみなさん、ありがとうございました☆☆

※当日の写真はこちらへ→Facebookで「トヨタ|TOYOTA SOCIAL FES!!」を見る