どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
徳島新聞社
徳島県のTOYOTA SOCIAL FES!!は、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、徳島市の徳島新聞社からオンライン配信での開催となりました。12月4日の配信当日は、全国各地から沢山の方々が参加してくださり、徳島県内の森林保全活動や自然の大切さについて学びました。
今回は、「徳島森林づくり推進機構」の駒留勇人さんを講師に迎え、県内の森林の現状や地球温暖化が引き起こす自然災害、県民参加の環境保全活動についてお話を伺いました。徳島県は県土に占める森林面積の割合が76%に達し、全国平均よりも10ポイント高い「森林王国」です。同機構では、県内の森林面積の約4%に当たる1万3500ヘクタールを経営・管理。森づくりを通して自然環境を守り、私たちの暮らしを守ることを目指しています。
森林は、温暖化の原因である二酸化炭素の吸収や蒸発散作用により、地球規模で自然環境を調節しています。「とくしま協働の森づくり事業」は、所有者だけでは整備困難な森林を県民みんなで守り、支える仕組みとして2009年にスタート。これまでに県内の企業・団体から延べ5600人が参加し、間伐や植林を通して2800ヘクタールを整備してきました。
森林資源を守り・育てることと同じように、森林をうまく使うことも大切です。子どもたちを対象にした「木育(もくいく)活動」や県民総ぐるみの「木づかい運動」は、県産木材を使った木のおもちゃや家具、木造建築と触れ合う機会を設けることで、日本ならではの「木の文化」を見直す取り組みです。皆さんもぜひ、日常生活の中に古里の「木」を取り入れ、豊かな森を守ることにつなげてください。
配信当日は、動画を通してアクアPHVを使った給電も披露しました。日常生活ではスマホ、タブレットの充電。非常時には扇風機やヒーターの電源としても有効に活用できることを紹介しました。機会があれば、キャンプなど実際の自然の中で体験していただきたいです。
徳島県は「徳島県脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例(すだちくん未来の地球条例)」を制定し、2050年に温室効果ガスの排出を50%削減する目標を掲げています。達成には県民一人一人の協力が必要です。ぜひ徳島の森づくりに関心を持ち、参加していただければ嬉しい限りです。今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!