どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
10年間で約9.6万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
北日本新聞社
【TSF!!2022】富山開催
富山湾は、海洋ゴミの漂着という課題を抱えています。そこで、豊かな海を未来に残すことを目的に、7月16日㈯、「TOYOTA SOCIAL FES!!2022」を魚津市の経田漁港と魚津漁業協同組合経田支所で開催しました。当日は天候に恵まれ、青空の下、約70人の参加者がヒラメの稚魚放流や海岸清掃を行いました。また同時に、オンラインによるライブ配信も実施しました。
まず、魚津漁業協同組合経田支所での開会式で、トヨタモビリティ富山 品川祐一郎社長があいさつをし、このイベントが地域の未来を作る環境活動であることを述べました。その後、参加者は海洋ゴミに関するレクチャーを受講しました。講師の環日本海環境協力センター調査研究部 森友子さんは、海洋ゴミが人や生き物に与える悪影響を説明し、一人ひとりがポイ捨てをせず、身近な場所をきれいにする大切さを説きました。
場所を経田海岸に移し、富山県農林水産公社 滑川栽培漁業センター榊原俊介さんの指導の下、小学生を中心にヒラメの稚魚放流を行いました。初めて触れる稚魚に子供たちは感激すると共に、海に生きる魚の理解を深め、命の尊さを学びました。
最後は海岸清掃です。海岸には、缶や瓶、ペットボトルなど、人が捨てたゴミが散乱しており、目も当てられない状態でした。参加者約70名が一丸となってゴミを拾い集めた結果、砂浜は見違えるほどきれいになりました。大人も子供も参加者の表情はとても明るく、自分たちの手で海を守る喜びを実感しました。
この日の活動後、参加者からは「海岸のゴミがなくなって気持ちよかった」「微力ながら環境保全に携われてよかった」「捨てる前に鳥や魚のことを考えたい」「今日の経験を忘れず日頃から環境を意識していきたい」「未来の環境のため、自分ができることをやり続けたい」といった声が寄せられました。
確かに一人ができることは限られています。しかし、皆の力が束になれば、今回の海岸清掃のように驚くほど大きな力になります。まずは自分ができることから始めてみましょう。自分たちが住む美しい富山を守り、未来につなぐために。
◆主催:北日本新聞社
◆後援:とやま環境財団、魚津市、魚津市観光協会
◆協力:魚津漁業協同組合