どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
西日本新聞社
暖かな小春日和の11月16日、TOYOTA SOCIAL FES‼が福岡市早良区の百道浜で開催されました。テーマは、前年に続いて海洋プラスチック。特に直径5ミリ以下のマイクロプラスチックは、生態系を脅かす存在として世界的に問題視されています。海の幸に恵まれ漁業が盛んな福岡も例外ではありません。参加した72人は「海洋プラスチック汚染の現状と今後」と題した講演に興味津々で耳を傾けていました。
話をしたのは、海洋プラスチック研究の第一人者、九州大・応用力学研究所の磯辺篤彦教授。海洋調査ロボットや人工衛星を駆使した研究の成果をスライドで解説しました。「世界の海洋ゴミの7割はプラスチック」という言葉に、参加者は納得の様子でした。街中で出たゴミが川から海へと流れ込み、風や海流に乗って世界の海を回ります。浜辺にたどり着いた漂着ゴミは、紫外線でもろくなり、細かく砕けていきます。そうしてマイクロプラスチックとなって、海洋生態系に取り込まれるのです。
海洋プラスチック汚染を解決するには「マイクロプラスチックになる前に、原因を取り除くこと」と磯辺教授は強調します。具体的には3R(リデュース・リユース・リサイクル)を心がけることが大切。リデュースはゴミを減らすこと。リユースは繰り返し使うこと、そしてリサイクルはゴミを資源として再活用することです。40分の座学を終えた参加者は海辺に移り、清掃活動に取り組みました。一人一人にピンセットと小さなポリ袋を手渡されます。砂浜にしゃがみ込み、時に黙々と、時には仲間内でワイワイ盛り上がり、あっという間の30分が過ぎました。
小さな袋は色とりどりのプラゴミでいっぱいになりますが、緑色の粒が多いことに気付かされます。これは元々は人工芝で、博多湾で多く見られるそう。男の子は「一見きれいな砂浜でも、注意して見るとマイクロプラスチックがたくさん落ちていて驚きました。今後、ゴミを減らすため行動に移していきたい」と心に誓いました。「今日拾ったゴミは小さいけれど、地球の環境問題として捉えると、とても大きいことを実感しました」と大学生は振り返ります。参加者が、それぞれに大切な気付きを持ち帰りました。この一日の体験が、周囲にどんどん広まって、地域そして地球の明日につながっていくのです。
◆主 催:西日本新聞社
◆協 力:西南まちづくりラボ
◆企画・制作:西日本新聞社 メディアビジネス局