どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
新潟日報社
【TSF!!2021】新潟開催
新潟県では「親子で野外バードウォッチングを体験しよう!」をテーマに、新潟市北区にある水の公園福島潟自然学習園にてTOYOTA SOCIAL FES!!を開催しました。10月10日(日)9時30分~12時。現地開催と併せてオンライン同時配信も実施しました。天候は快晴、気温は30度を超える夏のような一日となりました!
海・山・川の自然にあふれている新潟では「水のある豊かな暮らし」をテーマに、福島潟を舞台として、水辺の植物や小動物を学びながら、在来植物の植栽などを展開してきました。7回目となる今年は「親子で楽しむバードウォッチング」を実施。福島潟は一年を通じて250種類以上の野鳥が姿を見せる、野鳥の楽園。鳥たちの営みを双眼鏡で観察したり、独特の鳴き声を聞き分けながら、水辺の豊かさを感じてもらいました。自然学習園で1時間ほど野鳥を観察し、その後はやさしい鳥講座という座学を実施しました。
野外バードウォッチングでは、7~9人のチームが7班に分かれて野鳥観察員の方々と活動を共にしました。参加者達は自然学習園を散策しながら野鳥を観察。双眼鏡を手にさまざまな鳥の姿を見て回りました。当日参加いただいた小学生の女の子は「初めて福島潟にきて、たくさんの鳥をみることができた。」「観察したら思った以上に大きくて驚いた。」と目を輝かせていました。座学では、実際にカウンターを手にスクリーンにうつる鳥を数える実践型の講義もあり、子供たちは楽しそうに鳥を数えていました。
当日はカンムリカイツブリやモズ、アオサギ、キジバト、トビにヒヨドリ、カワウなど、計19種類の野鳥を観察できました。子どもを巣立たせていた鳥や、日向ぼっこをする鳥、水辺でくつろぐ鳥など、野鳥の1日の暮らしを感じることができる活動でした。福島潟は自然の宝庫ではありますが、人もたくさん来る場所でもあります。野鳥や草花のためにゴミなどを残さないようにしたいと感じました。
新型コロナウイルスの影響で大幅に人数を減らしての実施でしたが、現地にてご参加いただいた方々はとても楽しそうに活動されていたのが印象的でした。実際に自然に触れて、見て、感じられることが環境活動の醍醐味なのだと思いますが、今年度はオンラインにてお申込みいただいた方も沢山いらっしゃり、多くの方に関心を持っていただけたのなら嬉しい限りです。
これからの暮らしの中では、ただただ生活を営むのではなく、身近にある草花や野鳥や小動物の暮らし・生活を感じることが自然環境について考えるきっかけになるのではないでしょうか。常にアンテナを張るのは難しいかもしれませんが、飛んでいる虫や鳥、生えている草木に触れてみるだけでもいいのかもしれません。またゴミが落ちていたらゴミ箱に入れる、鳥が食べてしまうようなプラゴミは絶対に残さない。持ってきたものは持ち帰る。など当たり前のことができるといいですね。私たちの営みが自然の食物連鎖を壊してしまう可能性があることも意識したいところです。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!