最終レポート
千里浜なぎさドライブウェイを再生しよう!
【千里浜海岸の砂浜を未来に残そう!】
12月5日、石川県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は「千里浜再生プロジェクト」を実施しました。今年はコロナの影響でオンライン開催となり、石川県河川課の室谷祥大さんが講師となり、千里浜の砂の特長や、浸食が進んでいる問題を紹介し「日本の宝物である千里浜を大切にしていきましょう」と呼び掛けました。
【千里浜の保全呼び掛け 浸食の現状紹介】
2018年に始まったこのTOYOTA SOCIAL FES!!ですが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、今年は初めてオンラインで開催しました。当日は、石川県河川課の室谷祥大さんによる千里浜海岸の歴史や課題を学ぶ「ものしり教室」を開催し、保全活動に関する写真をスライドショーで視聴しました。年々浸食が進む千里浜海岸の現状について知り、地元の方々が行っている保全活動について理解を深めました。
【千里浜海岸の保全を考える機会に】
参加者からは「千里浜海岸の保全はニュースでもよく見ていたので気になっていました。良い勉強になりました。」「千里浜に行った際には、1人1砂運動に参加したいと思います。」「千里浜再生プロジェクトで実際に取り組んでいる活動を初めて知りました。とても良い機会となりました。」「千里浜の現状は見ることができますが、昔の姿を見たのは初めてで、衝撃を受けました。」などといった感想を聞く事ができました。まず問題意識を持つことが、千里浜海岸の再生に繋がる第1歩なのですね。
【一人ひとりの心がけから】
千里浜海岸は年々浸食が進んでいます。千里浜再生プロジェクトは、砂浜を守る対策として、大規模な砂の投入や、人口リーフの設置、陸上からの養浜などの取り組みを行っています。今回、私たちが取り組める活動として「一人一砂運動」が紹介されました。千里浜海岸を訪れた際に、能登千里浜レストハウス内に常設されている砂を海岸に撒きます。一人ひとりの心がけが千里浜海岸を守ることに繋がるのです。
【実際に体験することが大切】
今回はコロナの影響でオンライン開催となりましたが、自然環境の課題を学ぶためには、やはり実際に現地に行って体験する事も大切です。オンラインでは自宅にいながら多くの情報を得ることができますが、百聞は一見に如かず。この状況が落ち着いたら、ぜひ実際に現地にも訪れてみてくださいね。
【千里浜保全活動を次世代に】
環境保全活動を次世代に残すためには、やはり若い世代の方々にも興味関心を持ってもらうことが大切だと思っています。一人ひとりが環境への意識を持って、この美しい千里浜海岸を未来に残していきたいですね。参加してくださった皆さん、ありがとうございました!