どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
静岡新聞社
【TSF!!2021】静岡開催
11月13日、静岡県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は「相良海岸とアカウミガメを守ろう」プログラムを実施しました。オンライン開催のみでしたが、138名もの方々が参加。当日は牧之原市のシーサイドパークを会場に、楽しみながら環境について学べるオンラインイベントを配信しました。
このプログラムは2012年から始まり、今回で9回目となりました。例年、アカウミガメ保護のため堆砂垣を海岸に作る活動をしていましたが、今回はオンラインで参加できるイベントを企画しました。SBSラジオパーソナリティ・鉄崎幹人さんを招いて、自然保護団体「カメハメハ王国」と一緒に、相良海岸の自然とアカウミガメの生態を学ぶ環境教室を実施。ウミガメの貴重な動画やスライド資料で解説し、実物のカメを見せることで、楽しみながら学べるプログラムとなりました。
相良海岸やウミガメについて、外来種の問題についてなど、普段なかなか聞くことのできない貴重なお話を聞く事で、ふるさとの海や自然環境について考えてもらうきっかけになればと思っています。今年は今までよりも多くの人たちが楽しめる、オンラインでのイベントとなったのではないでしょうか。
静岡県・牧之原市では、ウミガメを守る活動に加えて、陸上でも日本の在来種であるカメを守る活動をしています。外来種のミシシッピアカミミガメを防除する活動をしている三根加奈子さんにお越しいただき、在来種のニホンイシガメとの違いや特徴を説明してもらいました。実際のカメを見るととても可愛らしく、外来種も在来種も関係なく、それぞれが大切な命であることを実感しました。外来種に罪はない…悪いのは持ち込んだ人間、捨ててしまう人間。外来種問題から私たちが学ぶべきこと、そして自然との向き合い方や命について考える機会になりました。
今年度はオンライン開催だからこそ、県外から試聴してくれた参加者もいらっしゃいました。海やウミガメを守るためには、ゴミは持ち帰り、決められたルールの中で処分をすること、なるべくゴミを出さないように生活することなど、おうち時間の合間にできることを実践することが大切です。豊かな海と命を守るための理解を深め、できることから始めてみましょう。
ゴミを食べて死んでしまったウミガメ、居場所を失ったニホンイシガメ。生き物たちは私たちにメッセージを伝えています。そのメッセージを受け取って、行動できるのが人間です。私たち一人一人の意識が変われば、命を守り、未来を守ることに繋がります。豊かで美しい地球を未来に引き継げるはずです。身近なできることから、楽しく始めてみましょう!参加してくださったみなさん、ありがとうございました!