どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
神戸新聞社
11月14日(日曜日)、兵庫県明石市の望海浜海岸でウミガメの海岸を守ろうプロジェクトを実施しました。今年はコロナの影響で、現地スタッフ20人とともに、オンライン視聴者100人の方々にご参加いただき実施しました。天候にも恵まれ、共催の「NPO法人おーえんくらぶ」のメンバーと協力しながら講演と清掃活動を行いました。
明石・望海浜海岸はかつてウミガメが上陸、産卵する美しい海岸でした。2014年以来ウミガメの上陸がなく、多くの漂着ごみが集まりあふれていました。そこで近年、「NPO法人おーえんくらぶ」のメンバーが清掃活動を実施し、昨年には「うみがめ隊」を結成、明石海峡大橋を望む自然のままの地形が残された海岸を未来へ残すべく月一回のペースで定期的に清掃活動を実施していました。今回は「海と空の約束プロジェクト」代表の西谷寛さんを講師に迎え「活動の紹介」と「環境のお話」、「生き物紹介」を行いました。
今回はオンライン配信のみでしたのでなかなか参加者の反応を直に感じることが難しかったのですが、海岸に散乱しているごみ類の清掃活動をみんなで行うことにより、ウミガメの上陸や産卵がかなう豊かな海岸ができると思っていただける事ができたならば、このプログラムは成功したのではないかと思っています。
現地では「環境のお話」に加え、当日捕獲した「望海浜の生き物」をオンライン視聴者に紹介するとともに、自然豊かな望海浜を継続的に清掃活動を行うことでプラスティックゴミなどからさまざま生き物を守ることの大切さを伝えました。そうした環境を守ることがなによりもウミガメがまた上陸、産卵につながるということを知っていただけたならば嬉しい限りです。
今年はコロナ禍でオンライン配信のみの開催となりましたが、定員を超える100人以上の申込をいただくことができました。海岸清掃活動はなかなかオンライン配信では伝わりにくいプログラムではありましたが「海と空の約束プロジェクト」代表の西谷寛さんのプラごみなどが海の生き物へ多大な影響を与えることなどを伝えるわかりやすい講演もあり、オンライン参加の方々にも楽しんでいただけるプログラムとなったのではないでしょうか。
今回はオンライン開催でしたので現地海岸の清掃活動もスタッフの20人ほどでの活動でした。活動は一時的なものではなく、継続して続けていくことが大切です。これからも持続的に活動を続けられる「NPO法人おーえんくらぶ」の皆さんと環境意識を持って日々活動していくとともに、ご覧いただいたみなさん一人一人が環境への意識を変えていく契機となれば嬉しいです。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!