どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
埼玉新聞社
11月19日、久喜市狐塚にあるエコ贔屓の森の保全活動に、64人が参加。メインとなる、同所の下草刈りの作業後にもゴミを拾ったり、子どもたちは木の実を見つけたりと、各々が森の中での活動を楽しみました。
青天の下、参加者たちは森と親しみ、健全な森の育成には、この下草刈りの作業が必要となることを学びました。
TOYOTA SOCIAL FES!!をエコ贔屓の森で開催するのは今回が初めて。開会式ではエコ贔屓の森を管理する豊田ふるさとづくり振興会の青木慶次代表理事から、健全な森を育成していくための作業の大事さを語ってもらいました。その後、参加者は鎌を持って森の中へ。鎌で行う下草刈りの作業は意外と力が必要です。地面に張った草などを鎌で刈り、刈った草はそのまま地面に放置し、木々の肥料にすることなども学びました。下草刈りの作業後には、落ちている空き缶やプラスチックゴミを拾ったり、子どもたちは森の中を探検して森に親しんでいました。
鎌を初めて持つ参加者がほとんどで、森の中での貴重な体験となりました。当日は11月にしては暖かい気候で、参加者たちは汗をかきながらの活動に精を出しました。「森を維持していく作業がこんなに力仕事とは思わなかった」(20代男性学生)「普段入らない森の中で、今までやったことがないことができて楽しかった」(男性小学生)「放置したまま置いておくとまた木々の栄養になるなんて知らなかった」(50代女性)と参加者たちは話していました。
エコ贔屓の森は下草が刈られ、美しい森の姿となりました。子どもたちは思い思いに走りまわったり、追いかけっこをしたり、はしゃぎまわっていました。エコ贔屓の森は、人々が集える場所にしたいとの思いもあります。今回の活動を受けて将来的には、栗の木を植え、みんなで栗拾いができる環境にしようかとの声もありました。多くの人々が森と親しみ、埼玉の美しい環境を守っていく。そのきっかけづくりができたのではないかと感じています。
◆主 催:埼玉新聞社
◆後 援:埼玉県、久喜市
◆協 力:豊田ふるさとづくり振興会