どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
山梨日日新聞社
【TSF!!2022】山梨開催
2013年に世界文化遺産に登録された富士山。信仰や芸術の源泉として古くから日本人に愛されてきた霊峰は世界の宝となり、富士山を取り巻く豊かな自然を後世に引き継ぐのは今を生きる私たちの責務となっています。そんな富士山を間近に望む忍野村で6月26日、自然に親しみ美化に取り組む「TOYOTA SOCIAL FES!!」が行われました。
山梨県での同活動は今年で9年目を迎えます。今回は地元の川や池の水質調査と、自然環境について学ぶミニセミナーを、リアルタイムでオンライン配信しながら実施した後、現地参加者が清掃活動に取り組みました。
水質調査では、桂川、忍野八海の湧池など村内4地点で採水した水を調べ、地域住民らの努力で富士山麓の水がきれいに保たれていることを再確認。ミニセミナーでは、都留興譲館高で非常勤講師を務める黒野清信さんが富士山麓の自然などについて解説しました。ミニセミナーの後、現地参加した約90人が「美化ウオーク」に出発。緑豊かな桂川沿いを歩いて自然に親しみながら、ゴミを拾いました。
地元住民の清掃活動などが奏功してかコース上にゴミはほとんどありませんでしたが、所々で釣り糸や軍手などが見つかり、人目につきにくい藪からタイヤのホイールなど大きなゴミも見つかりました。
参加者は「身近な地域や自然に親しむ貴重な機会になりました」(20代男性会社員)、「地域の方が普段から富士山麓をきれいに保っている努力を感じ、自分たちも協力していきたいと改めて思いました」(20代男子学生)などと話していました。
一日の活動で参加者は、富士山麓のきれいな水や豊かな自然が小さな努力の積み重ねで保たれていることを、実体験を通じて学びました。「小さなことでも、自分のできることをやってみることが大切です」。ミニセミナーで黒野さんが呼び掛けた言葉も胸に刻み、豊かな自然を後世に引き継ぐ決意を新たにしていました。
◆主 催:山梨日日新聞社、山梨放送
◆共 催:忍野村教育委員会、忍野ユネスコ協会、富士山をきれいにする会