どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
山口新聞社
6月26日(日)は、梅雨明けも近いと感じさせるほどの暑さとなりました。集合場所の下関市豊北町神田のホテル西長門リゾートには、家族連れや大学生、自治体、企業などから約100人が集まってくれました。
子どもから大人まで海に関わる体験を通して、海の大切さと怖さ、楽しさを感じてもらい、将来を担う子どもたちの海難事故防止にもつなげていくのが主な目的です。
同ホテル敷地内にあるビーチで清掃活動からスタートしました。参加者は目の前に広がる角島や角島大橋を眺めながら全長約800mの砂浜を歩き、ペットボトルや空き缶、プラスチックゴミなどを回収しました。山口県が進める「海洋プラスチックごみアップサイクル事業」にも協力し、拾ったゴミを分別しました。
海岸清掃の後は、海難事故防止につなげるため、ライフジャケットの着用や水上オートバイによる人命救助を体験。ライフセーバーの説明を熱心に聞きました。最後は、バナナボートやサップ、サーフィンなどマリンスポーツを楽しみました。子どもたちは水上オートバイに引かれるバナナボートに乗って大盛り上がり。海の遊びを満喫しました。
参加者からは「子どもも参加しやすいので、家族で考えるいい機会になった」(40代女性)「海の清掃をすることで環境意識が高まった」(30代男性)「海にはどんなものが漂流しているか知ることができた」(20代大学生)など達成感の伝わる感想が多く寄せられました。
NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブは、「渚の交番 島戸」を拠点に活動。理事の新名文博さんは、ライフセービングや海岸清掃などのNPO活動とともに、マリンレジャーを提供する会社を立ち上げ、地域の課題にも取り組んでいます。目指すものは「誰も置き去りにしない、より良い世界」。SDGs(持続可能な開発目標)の考え方を踏まえ、様々な要因で自然体験の機会に恵まれない子どもたちに、海をはじめ水辺で遊ぶ場を提供する新たなプロジェクトを開始しました。コバルトブルーの美しい海から新しいステージへつながろうとしています。
◆主 催:NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ
◆後 援:山口新聞社
◆協 力:ホテル西長門リゾート