どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
徳島新聞社
【TSF!!2022】徳島開催
9年目となる今年は、多くの人から愛される徳島市の海水浴場「小松海岸」で海岸清掃とビーチコーミングを行い、海に親しみ海洋環境汚染を考えることを目的に開催。新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となった今回は、イベント会場からオンラインでの同時配信も行いました。本イベントは、「より良い未来を作る」をテーマとし、徳島県の美しい自然を守るためにこれまでにも様々な活動を行ってきました。
7月2日(土)統計開始以来最短の梅雨が明け、太陽が燦々と照りつける夏空のもと、参加者が続々と小松海岸に集まります。海から気持ちいい風が吹く中、午前10時、主催者からの挨拶に続いて、参加者全員で記念撮影をし、暑さ対策と水分補給を心がけながらプログラムがスタート。参加者は海岸を清掃すると同時に、会場テントでは漂流物を使った木製ピンチ作りを楽しみました。
天候に恵まれたこの日、ビーチでは多くの人がサーフィンを楽しむ姿が見られました。炎天下での清掃活動から戻った参加者の手には、流木やペットボトル、発泡スチロールなどで膨らんだゴミ袋。友人と参加した専門学生の中野さんは、「出場予定だった春の徳島マラソンが中止になり何か地域のために活動したいと今回のイベントに参加しました。使用済み花火のゴミが目立ったので、海岸を利用する人は1人1人がゴミを持ち帰るなどして、海岸をキレイに守りたいです」と語ってくれました。朝田さん親子は、「短い時間で大きなゴミがたくさん集まり驚きました。多くの人が訪れる場所だからこそ皆でマナーを守って景観を大切にしたいですね」と話しました。
参加者の中には、今回のような清掃活動に初めて参加したという方もたくさん。集まったゴミは軽トラック2台分。中には両手で抱える程の大きな物もあり、予想以上の成果に驚いた様子で回収されたゴミを観察していました。海岸に目を移すと、そこには皆の力で綺麗になった砂浜が更に魅力度を増して輝いています。イベントの最後には、とくしま海の観察会から漂流物である宝貝で作った亀の置物をお土産として参加者にプレゼント。活動を終えた参加者は、この美しい海岸をずっと先の未来へと残していけるよう、これからも清掃活動や自然保護に努めていこうとの誓いを胸に会場を後にしました。
◆主 催:徳島新聞社
◆後 援:四国放送、 エフエム徳島、エフエムびざん
◆協 力:とくしま海の観察会