どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
千葉日報社
房総最南端の館山で行われたTOYOTA SOCIALFES!!
館山湾では地球温暖化による海水温の上昇で海の生態系に影響が出ています。また、その地形や海流により海岸に漂流物が流れ込むため、プラスチックを含む海洋ゴミなどの悪影響が危惧されています。鏡ケ浦とも呼ばれる美しい館山湾を次世代に繋いでいくため、自然環境を守る活動を行いました。
朝から快晴となった7月22日。午前と午後の部合わせて約100人が県内や首都圏近郊から参加しました。「館山湾の豊かな生態を知り、美しい海について考えよう!」をテーマに、ウミホタル発光実験や新井海岸の清掃、自分だけの色鮮やかなマイタンブラー作りに挑戦しました。
〝渚の駅〟たてやま「海辺の広場」飼育員の生貝正徳さんが講師を務めたウミホタル発光実験では、無数のウミホタルが放つ淡く青白い光に参加者から驚きと歓声が広がりました。毎年、参加者に人気のプログラムで、ウミホタルの輝きに夢中になって楽しんでいました。
海岸清掃は、波の音や踏みしめる砂浜の感触などを感じながら、海岸に落ちているゴミを拾い集めました。オリジナルのマイタンブラー作りでは、魚やペンギンのイラストなどをハサミで丁寧に切り取り、貼りつけることで自分だけのタンブラーを制作しました。参加者が熱心に取り組み、世界でただ一つの宝物となりました。
昨年に引き続き現地開催となったTOYOTA SOCIAL FES!! 年ごとにリピーターも増え、これまで県内外から多くの方が千葉の海を守る活動を行ってきました。今回の清掃活動では時間ギリギリまで真剣にゴミ拾いをされる参加者の姿も見受けられ、環境保全活動の意義が伝わっているのだと強く感じました。
また、「来年もぜひ家族で参加したい」といった嬉しい声もいただきました。自然の豊かさや海の環境問題に触れることで、みんなで考え、未来を創造する活動を今後も続けていきます。
◆主 催:千葉日報社
◆共 催:たてやま海まちフェスタ実行委員会
◆後 援:館山市、館山市教育委員会
◆協 力:〝渚の駅〟たてやま 海辺の広場