どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
産経新聞大阪本社
和歌浦の美しい自然を守っていくために海岸の清掃活動や稚魚の放流を行うとともに、遊覧船で和歌浦の絶景を体感する和歌山のFESが9月10日に開催されました。当日は雨予報でしたが天気にも恵まれ、ゲスト参加の和歌山住みます芸人の『わんだーらんど』も含めて約80名が参加しました。
開会式が終わると参加者は班ごとに分かれ、遊覧船乗船・稚魚放流の体験と海岸清掃を実施していただきました。遊覧船は蓬莱岩や上人窟、片男波公園といった万葉集にも詠まれた風光明媚な景勝地を巡り、潮のかおりを感じながら普段は見られない洋上からの自然豊かな景色も堪能。船上でのカモメとの交流も楽しんだようでした。
稚魚放流では和歌山市の協力のもと、タイとイサキの稚魚の放流を行いました。参加者は自分たちが放流した稚魚たちが元気に泳ぎ去っていく様子をまじまじと見つめていました。海岸清掃では陽射しが厳しい中ではありましたが、汗を流しながら海岸に落ちているペットボトルや発泡スチロールなどのゴミを集めていただきました。
活動後に『わんだーらんど』のお二人からイベントの感想をいただきましたが、その中で「大人が捨てたゴミを見て、自分たちはそういったことをしない大人になろうと思ってもらえたら。」というお言葉がありました。近頃耳にすることが多くなっているマイクロプラスチックゴミも、もともとは街中などで何気なくポイ捨てされたプラスチックゴミが川に流されて海に漂い、紫外線や波の力で小さくなることで発生しています。それ以外にも私たちの普段の生活は自然環境に様々な影響を与えています。今回の活動を通して、自然に触れることの楽しさや面白さを体感していただき、自然を守っていくことの大切さにも気付いていただけていたら何よりです。
◆主 催:特定非営利活動法人 Blue Ocean for Children
◆協 力:新和歌観船、和歌山県立自然博物館、和歌山市、産経新聞大阪本社