どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
山口新聞社
6月24日(土)は、晴れ間ものぞく絶好の天候となりました。昨年度に続き、下関市豊北町が会場。集合場所のホテル西長門リゾートには、家族連れや大学生、自治体、企業などから約120人が集まってくれました。今年も子どもから大人まで海に関わる体験を通して、海の大切さと怖さ、楽しさを感じてもらい、将来を担う子どもたちの海難事故防止にもつなげていくのが目的です。
主催のNPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ・新名文博さんから説明があった後、同ホテル敷地内にあるビーチで清掃活動をスタートしました。参加者は全長約800mの砂浜を歩き、ペットボトルや空き缶、プラスチックゴミなどを回収しました。山口県が進める「海洋プラスチックごみアップサイクル事業」にも協力し、拾ったゴミを分別しました。今回も多くの学生が参加。梅光学院大の男性は「きれいな角島だが意外にゴミが落ちていると感じた」と話していました。
海岸清掃の後は、海難事故防止につなげるため、ライフジャケットの着用を体験。最後は、バナナボートやサップ、カヤックなどマリンスポーツを楽しみました。水上オートバイに引かれるバナナボートやサーフィンに乗って大盛り上がり。海の遊びを満喫しました。
参加者からは「思ったよりも発泡スチロールのゴミが多かった。水上自転車が楽しかった」(9歳女児)「環境について考えるきっかけになれば」(20代男性)などの感想が多く寄せられました。
下関市角島と本州を結ぶ角島大橋は、コバルトブルーの絶景で知られる人気スポットで新名さんと仲間たちが活躍するフィールドです。「角島周辺の素晴らしい海の環境を保ちたいと思ったのが活動の原点です。漂着ゴミを拾う活動は特に子どもたちに知ってもらい、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて、ますます広がってほしい」と新名さん。現在は地域の課題解決に生かそうというソーシャルビジネスにも挑戦しています。年齢や職業、性別、国籍などすべての垣根を超えて、「誰も置き去りにしない、より良い世界」を目指しています。
◆主 催:NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ
◆後 援:株式会社みなと山口合同新聞社(山口新聞)
◆協 力:ホテル西長門リゾート