どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
徳島新聞社
大小138の河川と共に成長してきた徳島市は、「水都」として広く知られています。その中でも、中心市街地を流れる新町川は、助任川とともに魅力的な「ひょうたん島」として名高いエリアを形成しています。台風の影響により3日間の開催となった徳島市阿波おどりから約10日後の8月26日(土)、私たちは「新町川クリーンアッププロジェクト」という名の下で、「ひょうたん島クルーズ」を運営する認定NPO法人「新町川を守る会」と協力し、新町川・阿波製紙水際公園周辺の美しい水辺環境を守るための清掃活動に取り組みました。
参加者は陸上とボート上の2つのグループに分かれて、公園や川岸の清掃作業に取り組みました。陸上では、茂みや道路沿いに散らばる空き缶やビニール袋、プラスチック容器などでゴミ袋がどんどん満たされていきました。同時に、船上からも手網を使用して川面に浮かぶ木くずやペットボトルなどのゴミを取り除きました。
参加者たちは「一見きれいに見えるけれど、植え込みにはたくさんのゴミが落ちているんですね」と話しながら、活動に取り組んでいました。四国大学の今津麟太郎さんは、「河川のゴミの量に驚きました。公園の茂みにもたくさんのゴミが捨てられていたので、見逃さないように注意して拾いました。このような清掃活動を続けていくことで、美しい河川や公園を保つことができると信じています」と述べ、定期的な活動の重要性を強調しました。
約1時間半の清掃作業で、40リットルのゴミ袋40袋分のゴミが集まりました。清掃活動の後にはひょうたん島クルーズに乗船。川に架かる様々な形の橋をくぐり抜け、通常とは異なる徳島城公園や眉山周辺などの美しい風景を楽しむことができました。閉会式では、新町川を守る会の中村英雄理事長が「本日は多くの皆さまのご参加、誠にありがとうございました。清掃活動は今後も続けていく予定ですので、皆さまのご協力をお願い申し上げます」と述べ、イベントを締めくくりました。今回の取り組みが、地域の誇りを育むとともに、次世代に美しい環境を引き継ぐための重要な一歩となることを期待しています。
◆主催:徳島新聞社
◆後援:四国放送、エフエム徳島、エフエムびざん
◆協力:認定特定非営利活動法人 新町川を守る会