どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
長崎新聞社
長崎県の大村湾にある「ガラスの砂浜」を知っていますか? 細かいガラスが敷き詰められた人工の砂浜です。ガラスが太陽の光をキラキラと反射して「インスタ映え」する写真が撮れる話題のスポット。今年の長崎でのTOYOTA SOCIAL FES!!の活動は、この砂浜の清掃活動!きれいにした砂浜でインスタグラマーと一緒に「映え」写真も撮っちゃいます!
天候に恵まれた10月29日、約80人の参加者が集まりました。まずは、ガラスの砂浜が持つ大事な役割について、長崎大学の水産・環境科学総合研究科准教授である高巣裕之さんに教えてもらいます。大海への出口が1つしかない大村湾は、海の中の栄養バランスが偏りがち…。県と市は、赤潮の原因プランクトンを食べてくれるアサリを増やすべく、アサリが生息しやすい砂の大きさを研究!廃ガラスで人工的に再現し、それを敷き詰めたのが、このガラスの砂浜というわけなのです。
初めて訪れた参加者もいて、珍しいガラスの砂浜を前に歓喜の声が上がります。それぞれゴミ袋を持って、いざ出陣。目につくのは波打ち際の枯れ葉や海藻。大きなゴミは見当たりません。それもそのはず、観光客のために地元有志が維持管理に努めているのだとか。それでも時折、小さなプラスチックの欠片が。じつはこれこそがアサリの大敵。誤飲して成長阻害につながる恐れがあるのです。それを聞いたみんなは、目を凝らして、隅々までしっかりチェックしました。
集めたゴミを前に「自分は気付かなかったけど生活ゴミもあったんだ」という声が。1人では見落とすゴミも、みんなでやれば大丈夫!
それでは、きれいにした砂浜で、お待ちかねの撮影タイムです。写真家でインスタグラマーでもある西川裕子さんから、ガラスの砂浜ならではの撮影のコツを伝授してもらいました。青く輝く海にカメラを向けると、海に浮かぶ長崎空港が写り込みました。この空も海も世界につながっていることを改めて感じ、世界に誇る大村湾をずっと先の未来まで残していきたい、そんな気持ちになりました。
◆主 催:長崎新聞社
◆後 援:大村市
◆協 力:大村湾をきれいにする会大村支部