どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
北海道新聞社
自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。今年は道内各所で計7回の活動を行っています。第3弾は湧別川河川敷での清掃活動や自然を楽しみ学ぶ体験をしました。北見山地の天狗岳からオホーツク海へ流れる湧別川は、その流域に豊かな自然が残っている地域です。開催日の7月28日は晴天。家族連れなど75名の参加者たちが集まりました。
まずは川辺の清掃活動。量は少ないながらも、ペットボトルなどの資源ゴミが落ちていたため、継続的な清掃活動の大切さをあらためて感じました。ゴミ拾いの後は魚類の採取と水質調査。ウグイやエゾウグイ、モクズガニ、フクドジョウが大量に採取できました。水質がきれいな川にしか生息できない生き物ばかりで、湧別川は見た目だけではなく、本当にとてもきれいな川であると実感。特定外来生物のウチダザリガニも多く、生態系が脅かされていることもわかりました。
午後からは川釣りやカヌー、植物観察などで自然をたっぷり堪能。川の水はひんやりして気持ちよく、虫も多く夏本番の大自然を体感できました。「一番楽しかったのは魚釣り!きれいな川にしか生息しないヘビトンボを直接捕まえることもできてうれしかった」(9歳女子)「全部楽しかった!もっともっとやりたかったけれど時間が来て残念。川で黒曜石を見つけることができてびっくり。家族みんなで集めて楽しかった」(12歳女子)など、参加者たちの楽しげな声も聞かれました。
生物や植物、川にたっぷりと触れ合い参加者たちは大満足。保護者たちも「理科の授業を受けているようで面白かった」と楽しめた様子でした。安全に川に入って遊べる貴重な機会なのでぜひ継続してほしいとの声もありました。「今年も多くのお子さんが楽しんでくれて非常にうれしい。これからも湧別町の自然に触れ合いつつ、健やかに成長していってほしい」と参加した関係者は話します。今日の体験から、川辺の環境を保全することが実際に触れた生物の生育環境を守ることにつながると実感できました。今後の活動への期待も高まります。
◆主催:ゆうべつアウトドアクラブ YU-PAL、湧別川のサクラマスを考える会、遠軽町河川愛護少年団川の学校
◆後援:湧別町教育委員会、網走開発建設部、サッポロ エコロジー事務所、FRSコーポレーション(株)、北海道新聞北見支社
自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。13年目の今年も道内各所で計7回の活動を行います。第2弾として、苫小牧市で開催された、動物や地域の自然に触れて、人と生物の共生や生物の大切さを学ぶ体験の様子を紹介します。開催日の7月20日は、朝から気温が高く、日差しも強い中、苫小牧在住者を中心に札幌近郊なども含め約100名が参加しました。
今回の開催場所は豊かな自然が広がる苫小牧市のノーザンホースパーク。ここでは引退した競走馬やポニーなど、約80頭の馬たちが生活していますが、その一方で、フランスギクなどの指定外来種による生態系への悪影響が懸念されています。豊かな自然環境を保護するために、外来種の駆除活動が必要です。 今年、新たな取り組みとして、帯広畜産大学・栁川教授によるヒグマの生態に関する青空ミニ講座を実施。年々ヒグマによる被害が拡大している中で、参加者たちは真剣なまなざしで興味深く耳を傾けていました。
真夏日に近い炎天下で、参加者たちは汗だくになりながら、外来種であるフランスギクなどを見つけて抜いていきます。1時間ほどの活動で、30ℓのゴミ袋30袋分の外来種を駆除しました。達成感を感じた後は楽しみにしていた乗馬体験。明るい日差しの中、馬の乗り心地や力強さを体感していました。千歳市の山田大輔さん(39歳)は、「毎日忙しく生活していますが、今回は一歩引いた視点で社会のことをしっかり考える良い機会となりました。何度も通ったこの道に、こんなに多くの外来種があり、北海道の草花が駆逐されていたことを知りませんでした。今回は一つ貢献できたという思いです。子どもにとってもいい経験になりました」と話しました。
閉会後も余韻を楽しむように、ほとんどの参加者がパーク内のアトラクションを楽しんでいました。今回の乗馬や駆除の体験から、生物の多様性や自然環境を保全する大切さについて考えるきっかけとなり、常日頃の身近な自然環境を自発的に守ろうとする意識も高まりました。ふるさとの自然を守る大切さを見つめ直すことのできるクリーン北海道プロジェクト。今後の取り組みにもご期待ください。
◆主 催:ノーザンホースパーク
◆後 援:北海道新聞社
◆協 賛:トヨタ自動車
自然に触れ合い、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。13年目の今年も道内各所で計7回の活動を行います。第1弾は旭川・江丹別川で行われた特定外来生物ウチダザリガニの駆除活動を通し自然を守る大切さを学ぶ体験の様子をご紹介します。開催日の6月15日は気温も高く、やや日差しの強い晴天。夫婦や親子連れ、友人同士など約80名が参加しました。
多くの自然が身近に存在する旭川市ですが、市内の江丹別川には特定外来生物であるウチダザリガニが生息し、水底生物などの貴重な生態系を脅かしています。このウチダザリガニが旭川市で初めて発見されたのは2005年(平成17年)。その後、旭川市生物多様性推進協議会では、市民団体等と協力して防除活動を行っています。今回は旭川市民をはじめ、近郊の市町村や遠くは札幌市からもたくさんの参加者が集まり、駆除活動をスタートしました。
晴天の中、参加者たちは胴長を着てざぶざぶと川に入り、網を使って川底にいるザリガニを捕まえていきます。前日に仕掛けたわなにかかっていたものを含めて約400匹を捕獲しました。その後、塩茹でにされたザリガニの試食を行い、参加者からはおいしいとの声が上がりました。参加した罍絢斗さん(11歳)は「捕まえるのが難しかったけれど、楽しかった。味もおいしい」と笑顔をみせていました。畑山直樹さん(55歳)は「外来種から川の生態系を守るという目的もさることながら、水が冷たく自然に癒されて気持ちよかった。また参加したい」と話しました
関係者は、「楽しみながら環境保全への貢献が果たせて貴重な経験ができた」と話します。初夏の暑さにも負けず、駆除活動を楽しんでいた参加者たち。川に入り水辺の生き物に触れ、自然環境を保全する大切さを学ぶことができました。駆除活動の手応えを感じ、活動を続ける大切さを実感したようです。今後の活動への期待も高まります。
◆主 催:旭川ウチダザリガニ防除隊
◆後 援:旭川市、北海道新聞旭川支社