どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
埼玉新聞社
8月25日、飯能市の駿河台大学に集合し、市内を流れる入間川周辺を謎解きしながら、約60人の参加者が身近な環境問題について学びました。同大学の平井純子教授と里山コラボが監修した問題がスマートフォンアプリのLINEを使って出題され、ヒントを得ながら各所を巡りました。前日の雷雨の影響が心配されましたが、天候が回復し、暑い中でしたが、楽しく体験いただきました。
埼玉県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は、ほぼ毎年開催内容を変えて実施しています。今年は環境に関する謎解きを試みました。地図で示された場所へ行き、問題が出され、正解すると次のチェックポイントが現れます。難しい問題にはヒントもあり、参加者は試行錯誤しながら回答して進んでいました。
謎解きは「入間川に生息し、ほかの魚を食べてしまう外来種の魚は」や「日本で自生する成長スピードが早く、増えすぎてしまったためにグリーンモンスターと呼ばれ、海外で深刻な環境問題となっている植物は」などが出題されました。参加者は「日差しが強く暑かったけど、湧き水を見つけたときは面白かった」、「地図が難しくて迷ったけど、3本一緒に生えているケヤキを見つけて楽しかった」と話ししていました。実際に自然環境を観察しながら学ぶことで、これから先の環境への意識が変わっていけばと考えています。
今年は駿河台大学にご協力をいただき、スタート/ゴールとなる駐車スペースをお借りしました。また、平井教授のゼミ生ほか学生がボランティアとしてコースの要所となる場所に案内役として参加をしてくれました。そして昨年も協力していただいた里山こらぼのユーダイさんには平井教授とともに出題プログラムの作成をしていただきました。日差しが強く暑さが厳しい中での開催となりましたが、イベント終盤で川に入って涼みながら自然豊かな川の風景を観察し、参加された皆さんからは多くの笑顔を見ることが出来ました。活動を通して、川の国埼玉とその環境を身近に感じてもらえたと思います。
◆主 催:埼玉新聞社
◆後 援:埼玉県、飯能市
◆協 力:駿河台大学 平井ゼミ、一般社団法人里山こらぼ