どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
千葉日報社
房総南部の館山で開催された「TOYOTA SOCIALFES!!」。館山湾では地球温暖化による海水温の上昇で海の生態系に影響が出ています。また、その地形や海流により海岸に漂流物が流れ込むため、プラスチックを含む海洋ゴミなどの悪影響が危惧されています。その美しさから鏡ケ浦とも呼ばれる館山湾を次世代に繋いでいくため、自然環境への意識を高める活動を行いました。
風が強いものの、朝から快晴となった9月21日。午前と午後の部合わせて約100人が県内各地や首都圏近郊から〝渚の駅〟たてやまに集まりました。「館山湾の豊かな生態を知り、美しい海について考えよう!」をテーマに、ウミホタル発光実験と自分だけの貝殻風鈴作りに挑戦しました。
〝渚の駅〟たてやま「海辺の広場」飼育員の平野雅之さんが講師を務めたウミホタル発光実験では、無数のウミホタルが放つ淡く青白い光に参加者から驚きと歓声が広がりました。毎年、参加者に人気のプログラムで、ウミホタルの輝きに夢中になって楽しんでいました。ウミホタルを手に載せる体験も楽しみました。生息環境や光る仕組みについての質問も相次ぎ、全国でも数少ないウミホタルが集まる生息環境をもつ館山の自然環境の希少さを実感しました。家庭からの排水など日々の暮らしが海までつながっていることも確認し、環境に配慮した暮らしの大切さを学びました。
昨年に引き続き現地での開催となった「TOYOTA SOCIAL FES!!」。リピーターの方も増え、これまで県内外から多くの方々に千葉の海を守る活動に加わっていただきました。参加した子ども達から「(ウミホタルに)きれいな海で過ごしてほしい」といった感想の声もいただきました。豊かな環境の大切さと、その環境を守り続けることの意義が伝わっているのだと強く感じます。自然の豊かさや海の環境問題に触れることで、みんなで考え、未来を創造する活動を今後も続けていきます。
◆主 催 千葉日報社
◆共 催 たてやま海まちフェスタ実行委員会
◆後 援 館山市、館山市教育委員会
◆協 力 〝渚の駅〟たてやま 海辺の広場