どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
中国新聞社
広島県の美しい自然を守る環境保全団体「みやじま未来ミーティング」と中国新聞社が主催する「TOYOTA SOCIAL FES‼ in広島」が10月14日、宮島(廿日市市)の包ケ浦海岸で開かれ、参加した学生や家族連れら約100人が清掃活動を行いました。この日は広島県内の海洋ゴミ削減を目指す官民組織「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」(GSHIP)の清掃活動も包ケ浦で行われ、計約200人が共同で作業。参加者は活動を通じ、自然を守る大切さを学びました。
包ケ浦海岸にはカキ養殖用のプラスチックパイプや発泡スチロールなどが散乱していました。プラスチックと発泡スチロール、缶、瓶の三つに分別しながら約1時間清掃。参加者からは「ポップコーンのような小さい発泡スチロールが多い」「拾うたびに自然を守ろうという気持ちが高まる」などの感想がありました。
清掃が終わり、集まったゴミは30〜40㍑のゴミ袋で約150袋、合計約315㌔。参加者からは「1時間でこんなに集まり驚いた。活動の成果を実感した」などの声が上がりました。「みやじま未来ミーティング」代表の馬場田真一さんはゴミを手に取りながら「海にあるゴミの中には陸から川を伝って流れてくるものもあります。ゴミを正しく捨てるということを常に意識しましょう」と呼びかけました。
清掃活動を通じ、参加者は「多くの人に参加してもらい、現状を知ってほしい」「ゴミを拾うという小さな行動を、魚や海、人を守るといった大きな志で取り組みたい」などと意識を高めていました。馬場田さんは「環境に配慮した製品や活動が増える中、それらを学んだ上で自ら選び、購入や参加といった支援へと行動を移してほしい」と思いを語りました。支援によって取り組みが継続され、環境保護へとつながっていく。そんな循環型社会をみんなで築きたいと力を込めていました。宮島口しゃもじ広場ではトヨタの電気自動車のバッテリーを災害時などに電源として使う方法も紹介。参加者や訪れた人らの注目を集めていました。
◆主催:中国新聞社、みやじま未来ミーティング
◆協力:広島県(GSHIP)、一般社団法人 ふるさと楽舎
◆協賛:トヨタ自動車