どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
徳島新聞社
若者の流出が課題となっている徳島県では、魅力あるまちづくりとして「万代中央ふ頭」での倉庫を活用した注目のスポットが誕生しています。本イベントはそんな水辺の倉庫街で、去る9月27日(土)に開催されました。約100名の参加者は美しいまちの景観を守るための清掃活動を行い、NPO法人アクア・チッタによる万代ふ頭ガイドツアーを楽しみました。
秋風が涼しく感じられる気候となりましたが強い日差しが照りつける晴天の日。十分な暑さ対策をしながらイベントがスタートし、参加者はゴミ袋を手にしながら広い倉庫街を散策するようにゴミを集めます。美しく整った街並みにゴミは見つからないかと思いきや、川に近い場所ではたくさんのプラスチックゴミを発見。ゴミ袋40袋分を収集する成果となりました。
清掃活動のあとはNPO法人アクア・チッタによる万代ふ頭の活性化事業についての講演とガイドツアーが開催されました。以前は使われなくなった倉庫が建ち並び、不法投棄されたゴミなどが溢れていた万代ふ頭。地域の人々の再開発活動で今日では複数の飲食店やショップが店を構え、イベントを行えば多くの人が訪れる、徳島を代表するスポットのひとつとなっています。グループで参加していた大学生は「清掃活動をしながらまちを知ることが出来るプログラムに魅力を感じ参加しました。大学では建築を学んでいて、建築物を設計する際にも緑を多く取り入れるなど環境を意識することがあります。」と話しました。
参加者の多くは、万代ふ頭をゆっくり見学したのは今回が初めてでした。1人で参加していた高校生は「ゴミ拾いをすると心が洗われる感じがして、清掃活動に参加するのが好きです。今回は徳島のまちも知ることができて嬉しいです。普段入りにくいと思っていたお店にも実際に入ることができて、また遊びに来たいです。」と語ってくれました。地元徳島の魅力を再発見した参加者たちは今回の活動を通して、まちをより一層盛り上げ、さらに次の世代へも繋いでいきたいという想いを強くしました。
◆主 催:徳島新聞社
◆後 援:四国放送、エフエム徳島、エフエムびざん
◆協 力:NPO法人アクア・チッタ
◆企画制作:徳島新聞社 営業局