どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
11年間で約10.1万人もの方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
千葉日報社
房総最南端の館山で行われた「TOYOTA SOCIAL FES!!」。
地球温暖化の影響で海水温が上昇し、千葉の海の生態系にも異変が起きています。館山湾では、その地形や海流により海岸に流氷物が流れ込むため、プラスチックゴミがもたらす悪影響が危惧されています。鏡ケ浦とも呼ばれる豊かで美しい館山湾を次世代に繋いでいくための保全活動を行いました。
前日までの雨が上がり、朝から快晴となった7月18日。午前・午後の部、合わせて約100人の方が市内外から参加しました。「館山湾の豊かな生態を知り、オリジナルのエコバッグ作りに挑戦しよう!」をテーマに、普段使いのできるエコバック作りやウミホタル発光実験、そして新井海岸の清掃を行いました。
渚の駅たてやま海辺の広場飼育員の平野雅之さんが講師を務めたエコバッグ作りは、布バックに専用の液を塗った後、ペンギンやイルカなど様々な生き物や花のイラストを貼り付けました。大人も子どもも熱中する姿は、さながら親子で取り組む「夏休みの自由研究」のようでした。
館山湾を約50年見守り続ける講師の生貝正則さんによるウミホタル発光実験は、毎年、参加者に人気のプログラムです。部屋を真っ暗にすると会場は静まり返り、と次の瞬間、無数のウミホタルが淡く青白い光を放ち「おー」「きれい」といった驚きと歓声が沸きました。海岸清掃は、波の音・踏みしめる砂浜の感触なども感じながら、みんなで海岸に落ちているゴミを拾い集めました。
3年ぶりの現地開催となった「TOYOTA SOCIAL FES!!」。参加者から「毎年続ける事が大事。参加することで自分の気持ちも改まります。出来る事を少しずつ行動していこうと思うきっかけになった」という言葉をいただきました。これまでの環境保全の活動意義が参加者にも伝わっているのだと強く感じることができた瞬間でした。
また多くの方々から「来年もぜひ家族で参加したい」といった声が聞こえました。地域の自然を守るため、これからもみんなで考え、楽しみながら未来を創造する活動の輪を広げ続けます。
◆主 催:千葉日報社
◆共 催:たてやま海まちフェスタ実行委員会
◆後 援:館山市、館山市教育委員会
◆協 力:〝渚の駅〟たてやま 海辺の広場